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OSK 1940/07 内台連絡航路定期表
1940(昭15)年7月
大阪商船
175mm×89mm 三つ折
名船「高砂丸」

激動の時代を生き抜く
 表紙を飾るのは、内地と台湾を結ぶ「内台連絡航路」で最も有名であった一隻といえる「高砂(たかさご)丸」です。4・5日に1回の割で、神戸−基隆(台湾北部の港湾都市)間を結んでいました。
 しかし、「高砂丸」の活躍は戦前で終わることはありませんでした。戦火の中を幸いに生き残った「高砂丸」は、昭和20年代にソ連や中国から日本へ帰還する人々を乗せて活躍し、同じく引揚輸送に携わった、元関釜連絡船「興安丸」とともに、日本人の記憶の中に残る一隻となっています。
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