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Flying Tiger Line 1964/11 FLYING TIGER SCHEDULE
1964(昭39)年11月
FLYING TIGER
(米)
278mm×214mm 1枚(両面)
航空貨物の発展

 航空機による貨物輸送も戦後、急速に発展し、中には貨物輸送を主体に運航する会社も現れました。紹介するフライング・タイガー社はそうした会社の中でも最も有名なものです。

搭載量の増加を狙った仕組み
 貨物を少しでも多く搭載するため、貨物専用に変わった仕組みを持つ珍機が作られました。下方のイラストに描かれている機体は、胴体後部が90度折れ曲る、"スイング・テイル式"と呼ばれるCL-44型機です。アメリカ西海岸と東海岸を結ぶ夜行便に就航していました。

 当時は既にジェット機が幅をきかせていましたが、「ジェット機では扱えない、全長30メートル程度のものも搭載可能」との宣伝がみられます。(同社は後にフェデラル・エクスプレスに買収され、既に姿を消しました。)
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