「時刻表歴史館」ホーム > 戦前黄金時代 > 三井物産 船舶部(1937) > 時刻表内容
	（表題なし） 1937（昭12）年6月 三井物産 船舶部 198mm×233mm　一枚 拡大画像と関連資料を見る
日本の産業を支えた貨物船隊 海運国日本への立役者 　戦前日本の海運といえば、日本郵船や大阪商船の客船群を想起しますが、その裏で劣らぬ活躍をしていたのが、世界各地への貨物船たちでした。 　戦争や不況といった情勢に翻弄されながらも、貨物船の建造が造船界を支え、就航後も国際貿易に大きな役割を果たしていました。 ニューヨークを目指した海の名優たち 　特に、ニューヨーク航路には各社がディーゼル機関の優秀な船舶を投入し、所要時間短縮を図っていました。三井物産も、このころ高速貨物船を次々投入し、予定表では「有馬山丸」が横浜〜NYを約25日で結んでいました。 　こうした貨物船は、戦時中は軍に徴用され、多くが攻撃によって失われました。しかし、「有馬山丸」だけは客船「氷川丸」とともに、幸いこの時代を生き抜くことができました。
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